志末与志著『怪獣宇宙MONSTER SPACE』

怪獣monsterのコンテンツを中心に興味の赴くままに色々と綴っていくブログです。

2024-01-01から1年間の記事一覧

三好にまつわる小話集②

monsterspace.hateblo.jp 篠原長房毒殺未遂 『半井古仙法印療治日記』 一、篠原右京進、中冬中比至尼崎、俄吐逆一両日不止、全身力抜、手足一向如無骨、食之近辺ニ有ヲ見テモ嘔吐ス、腹痛時有、草臥無正体、 其刻拙者田舎ニ候テ脈不見、歴々医者替々療治スル…

伊丹忠親の初見と仮名「八郎」

以前、摂津伊丹氏は永禄末期に親興(貞親)から忠親に代替わりしており、両者が別人であること、よって永禄末期以降の伊丹氏当主を親興とする記述は誤りであると書いた。monsterspace.hateblo.jp 詳しくは記事を読んでもらいたいが、その中では永禄9年(1566…

三好にまつわる小話集①

戦国時代や戦国武将は歴史コンテンツの中でも根強い人気がある。例えば、NHKの大河ドラマは2026年放送予定の『豊臣兄弟!』までで65作品あるが、うち24作品が戦国時代を扱うか人物の生涯が戦国時代に被っている。当然のように扱われる時代としては最多だ。そ…

令和6年競馬上半期競馬日記

monsterspace.hateblo.jp 1月6日 於京都競馬場 メロディーレーンが万葉ステークス出走のため京都競馬場に来るというので、新年である程度時間があることもあり、現地参戦。重賞は京都金杯(GⅢ)開催の日だったが、新年初日ということもあってか、客足は結構…

【ネタバレ有】『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』感想

※この記事中には映画の内容に関するネタバレを大いに含みます。初視聴の驚きや感動を体感したい方にはおススメしません。 monsterspace.hateblo.jp 配信作品『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』はウマ娘メディア展開の新しい可能性を示してくれた…

天野忠幸編著『摂津・河内・和泉の戦国史』(法律文化社)の感想

天野忠幸氏といえば、三好史研究の泰斗で一般書も精力的に出されており、近年でも『室町幕府分裂と畿内近国の胎動』や『三好一族』などを著されている。とりあえずはこの2冊で近年の研究成果を一般に普及できたかなと思っていたところ、法律文化社歴懇舎がこ…

NEW GENERATION THE LIVE スターズ編~奴らがウルティメイトフォースゼロ~ in 博品館劇場 感想

今年はウルトラマンゼロ15周年!ちょっと前にゼロ10周年だったような気がすることを思うと、時が経つのが早くなってますね…。それはともかく、円谷プロもゼロ15周年を推していく気はあるようで、今年もすでにイベント開催が決まっている。とは言え今年のもの…

大阪杯を見に行ってきた!

前年の菊花賞を京都競馬場に観に行って競馬場デビューを果たして以来、京都競馬場にも何回か通い、次の目標は新たなエリア開拓となった。それには近場の阪神競馬場こそがふさわしい。折しもタスティエーラ、ソールオリエンスなど、4歳有力馬が参戦するGⅠ・大…

ウマ娘 プリティーダービー 5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND - NEW GATE -に行ってきた!

待望のウマ娘ライブ参戦!果たしてチケットは取れるのか?DAY1は一発で、DAY2は2度目で取れました。やったぜ! 現地ライブはもちろん生のライブを十二分に楽しめることもあるが、どういう人間が「同志」なのかを実見できるのも貴重な機会だ。実際、ザ・オタ…

切通理作『ウルトラマン ニュージェネの証~『ギンガ』『ギンガS』『X』『オーブ』『ジード』&ゼロ』(株式会社ホビージャパン)感想

気付けば「ニュージェネレーションヒーローズ」と呼ばれる『ウルトラマンギンガ』以来のウルトラマンシリーズの歴史も10年を超えた。総集編番組を挟みながらという留保付きながら、これほど長くTVシリーズのウルトラマンが製作され続けたのは空前だ。そして…

『ウルトラマンブレーザー』怪獣寸評

『ウルトラマンブレーザー』は新規怪獣というものを明確に売りにしたウルトラマンだった。ニュージェネレーションウルトラマンでは着ぐるみの使い回しが多く、ここまで新規怪獣率が高いのはかなり久々だ。もっとも放送前はそれに対する不安を記事に認めたり…

【ネタバレ有】『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』感想

※この記事中には映画の内容に関するネタバレを大いに含みます。初視聴の驚きや感動を体感したい方にはおススメしません。 『ウルトラマンブレーザー』はある種の先祖返りというか「ニュージェネシリーズももう10作あるんだからたまには単独ウルトラマン・新…

内藤国貞の娘(内藤貞勝・貞弘(如安)の母)―丹波守護代家継承の中核

本記事で取り上げるのは内藤国貞の娘にして内藤宗勝(松永長頼)の妻、内藤貞勝・貞弘(如安)兄弟の母にあたる女性である。いきなり長々しい形容ばかりだが、この女性は名前がわからない。実名がわからないのはもちろんのこと、法名も不明で、史料上に特定…

『兼右卿記』に記された年齢まとめ

歴史上の人物の説明として生没年は基本的事項となる。いつ生きていたかによって、その人物が関わる人物や事件の評価が変わってくることもままある。例えば、「北条早雲」として知られる伊勢宗瑞はかつて永享4年(1432)誕生とされてきた。この通説に従うと、…