志末与志著『怪獣宇宙MONSTER SPACE』

怪獣monsterのコンテンツを中心に興味の赴くままに色々と綴っていくブログです。

『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』におけるウルティメイトフォースゼロ

ウルトラマンのニュージェネレーションシリーズの第1作は『ウルトラマンギンガ』でしたが、突然『ギンガ』の放送が開始されたわけではありません。『ウルトラマン列伝』という過去シリーズの再放送と総集編をウルトラマンゼロがナビゲートするという番組があ…

高槻市しろあと歴史館・トピック展示「戦国武将・松永久秀と高槻」を見に行って来た!

「たかつきDAYS(広報たかつき)」(http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/11/koho200301all.pdf)を読んでいたら、突然見たことがない松永久秀の肖像画が飛び込んできたのもだいぶ昔な気がする(ついろぐで見てみたら2月…

石成友通(長信・岩成友通)―近世への「手負せ」の中で

いきなり個人的な昔話を語って申し訳ないが、私が「三好三人衆」を知ったのは小学4年生の頃であった。学研だったかの教材に三英傑が主人公の歴史漫画が掲載されており、織田信長の上洛戦の時に「松永久秀と三好三人衆が将軍を暗殺した」という下りがあったの…

『興福院所蔵鷹山家文書調査報告書』のススメ

4月上旬頃から『鷹山家文書調査報告書』というのはすごいらしいという噂が聞こえてきた。しかも聞くところによると、充実の内容にして2000円という安価!付属論文も錚々たるメンツが書いている。家にいてもやれることは多くはないし、自粛のお供と思って買っ…

今後ゲームに参戦してほしい(CGポリゴンが作られて欲しい)デジモン考―完全体以下を中心に

今更言うまでもないが、デジモンは全体数がこの手のキャラクターものとしては多い方である。20年以上続いており、その中でも基本的にコンスタントに数を増やしているので当然と言えば当然ではあるのだが。そしてこれまた当然のように、(その当時の)全デジ…

100日後に死ぬ足利義教

もはや一昔前のような気さえしてしまうが、「100日後に死ぬワニ」という1日更新型4コマがわりと流行った。これが秀逸だったのは「100日後に死ぬ○○」にそれなりの汎用性があることで、歴史オタ界隈でも歴史上の人物を○○に入れるのがそれなりにまた流行った(…

馬部隆弘『椿井文書―日本最大級の偽文書』(中公新書)の感想

椿井文書―日本最大級の偽文書 (中公新書 (2584))作者:馬部 隆弘発売日: 2020/03/17メディア: 新書 まさか馬部隆弘先生の初の新書が椿井文書になるとは驚きだった。馬部隆弘先生と言えば、畿内戦国史の新進気鋭研究者の一人で、細川氏・畠山氏・三好氏などに…

(年未詳)3月2日牧郷宛池田教正・多羅尾綱知連署状の年次比定について―「御家門様」とは誰か

日本史を素描していくための史料として基礎となるのは、やはり当事者がその時々に遺した文書や手紙、日記ということになる。こうした史料にはリアルタイムの認識が直に反映されていると見られるからである。ところが、こうした史料の「素性」というのはすぐ…

『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』感想

『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』のBDが発売され、先日*1入手できたのでつらつら感想などを述べていきます。ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ [Blu-ray]発売日: 2020/02/27メディア: Blu-r…

【ポケモンGO】チコリータの高さと重さについての報告と分析【150匹編】

もはや先月ですが、ポケモンGOでチコリータを150匹捕まえました!捕まえてる人は4桁行ってるそうなので、そんなのに比べると全然大したことはないのですが、一応手元にデータがあるのは強み、ではないかなと思っています(基本的にリリースをしていません)…

【デジモンリアライズ】ラジエルモン雑論②~参戦編

前回から4ヶ月も開いてしまった。ラジエルモンのポリゴンを作ってくれてありがとう!企画が元々なのだが、もう皆ラジエルモンがリアライズに新規参戦したことなどすっかり忘れてしまっていそうである。だったらとっとと思うこともあるが、他の記事との兼ね合…

山田康弘『足利義輝・義昭 天下諸侍、御主に候』(ミネルヴァ書房)の感想

『足利義輝・義昭』に何を見出したいと思っていたのか いやあ出ましたね。山田康弘先生による『足利義輝・義昭』!もう発売から2ヶ月経っておいて「出ましたね」も何もないのですが、著者といい題材といいいつ読んでも「出たな!」という重みがある。足利義…

【麒麟がくる】美濃で狐の嫁入り説話は語られていたのか?

先日、大河ドラマ『麒麟がくる』を見ていたら気になるシーンがあった。そもそも、タイトルの「麒麟」とは、作中においては京の娘・駒が幼少時ある侍に助けられた折、戦乱の世が終わる時に現れる動物として教示したものである。この駒の恩人である侍について…

ウルトラヒーローズEXPO ニュージェネレーションワールド in OSAKAの感想

新年あけましておめでとうございます。今年も種々怪獣の話や歴史考察をしていきますので、どうぞよろしくお願いします。令和元年は「令和!新時代到来!」な雰囲気が強かったですが、2年となりましたので、お祭りムードだけでなく、新しい時代を積み上げて行…

「麒麟がくる」三好長慶・細川晴元登場決定への雑感

いやはや完全に不意を突かれました。 【12/27 HP更新のお知らせ】<登場人物>詳しい人物紹介とともにキャスト32名からのメッセージも新たに公開。#麒麟がくるhttps://t.co/LBfRLfGRdf— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) 2019年12…

三好宗渭(政勝・政生)with三好為三―生存を賭けた闘争

戦国時代、三好長慶は細川晴元や将軍足利義輝と戦い三好政権を樹立した。長慶は三好之長以来、受領名「筑前守」を名乗る三好氏の嫡流であった。一方で三好氏には多数の支流があり、長慶という「主流」にある時には従い、ある時には対立して生き残りを図った…

『多聞院日記』天正10年6月3日条の「細川殿」とは誰か

『多聞院日記』は興福寺の塔頭多聞院の僧侶が3代、文明10年(1478)から元和4年(1618)まで書き継いだ日記である。140年分全てが現存しているわけではないが、戦国時代から江戸時代初期にかかる「一次史料」として日本史研究では重視されている文献である。…

平成31年・令和元年度(2019)日本プロ野球総括記事

スポーツ観戦というのは娯楽である。娯楽のはずなのだが、その実結構イライラすることも多いし、それでなくても感情は振り回されがちである。もっともそれこそがまた醍醐味という意見もあるだろうし、否定するつもりはない。ただ、私は精神的に強いタイプで…

ウルトラ怪獣バトルブリーダーズに参戦して欲しい怪獣について

やあ!昔は良い子だった皆!ウルトラ怪獣バトルブリーダーズやってるかな?歴代のウルトラ怪獣を育成、戦わせるゲームなんだ!やってない皆は気になったら今すぐダウンロードしてくれよな! いきなり何だ?ってまあ最初は宣伝しておくべきかなあと。最近はジ…

松浦光が死んだのはいつか

以前の記事(松浦光(孫八郎)―和泉国の戦国大名 - 志末与志著『怪獣宇宙MONSTER SPACE』)では松浦光が亡くなったのを、織田信長が光に進物の返書を宛てた天正3年(1575)12月から、『兼見卿記』に「泉州松浦後室」が出現する天正4年(1576)8月までの間と…

【デジモンリアライズ】ラジエルモン雑論①~登場編

デジモンリアライズは平成30年(2018)6月25日から配信が始まったソーシャルゲームである。サイスル(デジモンストーリー サイバースルゥース)発のポリゴンを流用したソシャゲとしてはすでにデジモンリンクスがあったが、リンクスはストーリー要素が非常に…

ウルトラマンフェスティバル2019の感想

令和元年(2019)8月21日に池袋サンシャインシティで開催されたウルトラマンフェスティバル2019に行って来たので、いつもの感想記事です。 展示 ウルフェスと言えば精緻なジオラマにウルトラマンと怪獣の展示!といったのがもはや定着していますね。今回は参…

デジタルモンスターXの感想と今後の展望について

以前、と言うかもう1年近く前にデジタルモンスターXの参戦デジモン考 - 志末与志著『怪獣宇宙MONSTER SPACE』という記事を上げ、デジタルモンスターXについての不満・不安を吐露したことがあった。この記事について述べたことが間違いだったとは全く思ってい…

なぜ松永久秀は誤解されていたのか―三悪説話に反駁する

松永久秀は三好政権関係の人脈の中ではダントツの知名度を持つ戦国武将である。久秀のみがメジャー武将と言っても過言ではないほどである。これはやはり戦国時代の超メジャー人・織田信長と関係を構築したため、その関係性がフィーチャーされる機会が多いた…

松浦光(孫八郎)―和泉国の戦国大名

唐突だが、和泉国の戦国時代を説明せよと言われて、すらすらと答えられるだろうか。そもそも和泉国に戦国大名はいたのか、それさえも意識にない人が多いと思われる。そうした中、松浦氏は和泉戦国史の鍵を握る氏族である。ところが、松浦氏の情報は未だ研究…

永禄13年(元亀元年・1570)織田信長が上洛を求めた諸大名勢力について

元亀元年(1570)に行われた織田信長の朝倉義景攻めは信長の人生を語る上で外せないイベントの一つである。と言っても、朝倉攻めそのものが画期と言うよりも、この最中に織田信長の同盟者であった浅井長政が信長より離反し、以降織田信長は長期にわたって、…

『ウルトラマンゼロ10周年記念 ウルトラマンゼロ ビジュアルブック』の感想

今年は『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でウルトラマンゼロが登場してからちょうど10年となります。実際にはこの映画は年末公開だったので実質10周年は来年な気もしますが、それでもまあ10周年で間違いないです。公式ももう結構この流れに乗っか…

松永久秀と若江三人衆の血縁関係

以前から、松永久秀と若江三人衆の血縁関係については触れているが、そろそろ「なぜそうなのか?」と思われる方もいるかもしれず、考えをまとめてみることにした。 まず、前提として松永久秀と若江三人衆のプロフィールをまとめておく。若江三人衆については…

中西裕樹『戦国摂津の下克上 高山右近と中川清秀』(中世武士選書・戎光祥出版)の感想

知ってると思ってるけどよく考えたら意外と知らない、そんな人物や出来事を研究者が斬る!ことでお馴染みの戎光祥出版さんの中世武士選書シリーズ。最新刊は何と中西裕樹先生が描く、摂津の戦国時代。これは高槻市民としては読まざるを得まい…といった趣きが…

デジモンリンクスの遺産―新規CGポリゴンたち

デジモンリンクスはデジモンのスマートフォン向けアプリゲームでした。平成28年(2016)3月より配信を開始しましたが、令和元年(2019)7月末サービス終了となりました。お疲れ様でした。デジモンを題材にしたいわゆるソシャゲとしては意外と長命だったと言…