志末与志著『怪獣宇宙MONSTER SPACE』

怪獣monsterのコンテンツを中心に興味の赴くままに色々と綴っていくブログです。

【ネタバレ有】『シン・ウルトラマン』感想―そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。

※この記事中には映画の内容に関するネタバレを大いに含みます。初視聴の驚きや感動を体感したい方にはおススメしません。 『シン・ゴジラ』公開時からネタ臭く『シン・ウルトラマン』が語られ、『シン・ウルトラマン』発表時からこれまたネタ臭く『シン・仮…

安土城考古博物館・春季特別展示「戦国時代の近江・京都―六角氏だってすごかった!!―」

安土城考古博物館・春季特別展示「戦国時代の近江・京都―六角氏だってすごかった!!―」を観に行ってきました。 azuchi-museum.or.jp 六角氏の最新研究を詰め込んだ『六角定頼』が発売されて早3年!ようやく博物館展示でも六角氏をテーマにしたものが現れまし…

デジモンリアライズの新規ポリゴンまとめ+ラジエルモン雑論④

デジモンリアライズはデジモンのスマートフォン向けアプリゲームだった。平成30年(2018)6月から配信され、当初はデジモンリンクスと併存したが令和元年(2019)7月にリンクスが終了すると、その後はデジモンのソシャゲ展開を一手に引き受けていたが、令和4…

芥川孫十郎は三好一族か?

高槻市では昨年よりBOTTO高槻の企画の一環として「マニアック武将印」というのをやっている。高槻市に所在する芥川城(芥川山城)は三好長慶が居城としていたこともあり近年注目が集まっている。その芥川城に在城していたマニアックな武将たちを武将印にして…

石井伸夫・重見髙博・長谷川賢二編著『戦国期阿波国のいくさ・信仰・都市』(戎光祥出版)の感想

四国東部の戦国史は常に畿内のそれと不可分な関係にあった。畿内で力を持った細川氏・三好氏は四国東部を勢力としていたし、織田信長も三好氏との関係を一つの軸として四国情勢に関与・介入した。一方で、畿内権力の研究が様々な角度から切り取られて進展し…

【ネタバレ有】『ウルトラマントリガー エピソードZ』感想

※この記事中には映画の内容に関するネタバレを大いに含みます。初視聴の驚きや感動を体感したい方にはおススメしません。 令和4年(2022)3月21日『ウルトラマントリガー エピソードZ』を観てきました。本当は19日にドラえもんと2部立てで観るつもりだったん…

乗馬体験に行ってきた!

先日体験乗馬に行ってきました。ウマ娘にドハマりして以来、リアルホースに触れあいたいという思いがあったのですが、折り合い良く、安くで乗馬できる催しがあったので参加してきました! とは言え、実際の馬ってこれまでの人生ではあまり会った経験がないん…

永禄末期以降の摂津伊丹氏の当主は伊丹忠親である

いやもうタイトル通りです。永禄末期以降の伊丹氏当主は伊丹忠親であって伊丹親興ではない。足利義昭の幕府に従っていたのも伊丹親興ではなく伊丹忠親である。元亀の争乱で戦ったのも伊丹親興ではなく伊丹忠親である。荒木村重によって伊丹を奪われ没落した…

「元関白・九条禅閤稙通、塩川長満の居城にあらわる!」の御紹介―稙通公記紙背文書「発見」の意義

先日、「松浦光―和泉国の戦国大名」に情報提供をいただいた。 monsterspace.hateblo.jp それを聞いて驚いた。永禄11年の九条稙通の動向を示す文書があるという。shoryobu.kunaicho.go.jp それが上記リンクの天正13年(1585)の『稙通公記』の紙背に残された…

結城忠正の出自について

結城忠正は松永久秀の重臣として、そして畿内の最初の日本人キリシタンの一人としてよく知られる。彼についてはそれ以上の情報があまりなかったが、近年木下聡氏が奉公衆結城氏の検討を進める中で忠正が奉公衆結城氏の系譜を継ぐことが明らかになった(「奉…

『ウルトラマントリガーNEW GENERATION TIGA』の感想

もうお正月って感じもないですが、あけましておめでとうございます。今年も色々綴っていくつもりなのでお付き合いよろしくお願いします。新年第1弾は原点に返ってウルトラマンです。 さて、『ウルトラマントリガー』については放送前に記事を書いた。自分な…

「ウマ娘 プリティーダービー」はじめました

年初以来『ウマ娘 プリティーダービー』というコンテンツが爆発的に流行っていることは知っていた。しかしあまり興味がなかった…と言うよりも、興味を持てる環境になかったと言うべきか。9月まで持っていたスマホはもう4年目で入手当時はそれで良かったのか…

令和3年(2021)の日本プロ野球

今年は「コロナ禍」がある種日常になっていったような年で、プロ野球も改変があったりしたのだが、オリンピック期間を除けば、おおよそ通常通りにシーズンを消化して、昨年のような何だか変なものを見ているという感覚は薄れた。選手にコロナ感染者が出て、…

松永久秀が病状を悲嘆した「殿」は三好長慶か?

先日発売された『三好一族』は著者天野忠幸氏本人の研究の集大成という側面だけではなく、三好氏にまつわる最新の研究動向をふんだんに取り入れたものとなっている。その一つとして、村井祐樹氏による松永久秀書状の再評価も取り上げられている。問題になっ…

木下昌規『足利義輝と三好一族―崩壊間際の室町幕府』(中世武士選書・戎光祥出版)の感想

昨年、木下昌規先生は『足利義晴と畿内動乱―分裂した将軍家』を上梓された。その時は「義晴で一冊が出るとはすごいなあ。でも義晴の死後や評価について書かれていないなあ」などと思ったものだったが…。後から思うと迂闊だった。まさか足利義輝本を用意され…

三好氏居所集成・三好康長編

『織豊期主要人物居所集成』の三好氏版。Twitterで毎日連載していたが、実休・存保(義堅)に続きこれまた記事として典拠付でまとめておく。monsterspace.hateblo.jp monsterspace.hateblo.jp織豊期主要人物居所集成〔第2版〕思文閣出版Amazon 三好康長の系…

兵庫県立美術館・特別展「ハリー・ポッターと魔法の歴史」

Twitterでもあんまりアピールして(できて)いないが、私はハリー・ポッターシリーズにドハマりしていて、今でも1年に何回か突発的に全巻読破するくらいには愛着を持っている。まあ私と同世代±5~10歳くらいの人はだいたい皆ハリー・ポッターが好きだと思う…

天野忠幸『三好一族―戦国最初の「天下人」』(中公新書)の感想

天野忠幸先生と言えば、このブログで三好氏について触れだしてから何度も何度も名前を出させていただいている三好氏研究の泰斗だが、意外なことにこれまで著書の感想を記事にしたことがなかった。『戦国期三好政権の研究』や『三好長慶』、『三好一族と織田…

海を渡り実力評価を求めた真鍋氏

※本記事は真鍋淑郎さんの出自を特定あるいは推定するものではありません。誤解のないようにお願いいたします。 先日真鍋淑郎さんがノーベル物理学賞を受賞された。実におめでとうございます。真鍋さんはすでにアメリカ国籍ということだが、出身は愛媛県四国…

腎結石・尿管結石に罹ったこと

腎結石・尿管結石に罹ったので、これまた備忘と後学(?)のため記録しておく。 1日目 深夜に左腰のやや上あたりに痛みを感じ目が覚める。思ったより痛かったので数日前に親不知を抜いた時痛むようならと処方されたロキソニンを飲む。その後一時的に痛みが引…

モデルナ社製新型コロナワクチン接種記録

運よく職域接種にてモデルナ社製新型コロナワクチン(以下、モデルナワクチン)を打てたので、状況経過を備忘的に記録しておく*1。※これは個人の接種記録とその感想なのでワクチンやその副反応総体を規定するものではありません。 1回目 1日目…15時頃ワクチ…

『パワプロクンポケットR』でどうなってんのかなって部分

先日1stプロモーションムービーが公開された『パワプロクンポケットR』。www.youtube.com 「ぶっ球ゲ~!」とか「本格野球も楽しめる!」とか言うセンスは確かにパワポケ。ナレーションで自分から「これ野球ゲームだよな!?」「これは確か野球ゲームだった…

『ウルトラマントリガー』放送直前に寄せて

全然気にしてなかったが、今回でこのブログの記事数も100らしい。だからと言うわけでは全然ないが、たまには本腰入れて昨今のウルトラマンシリーズについて語ってみたい。これまでもちょいちょい語ってはきたが、時々の作品評だったり、ゼロ関連のものの感想…

三好氏居所集成・十河存保(三好義堅)編

『織豊期主要人物居所集成』の三好氏版。Twitterで毎日連載していたが、実休に続きこれまた記事として典拠付でまとめておく。 monsterspace.hateblo.jp織豊期主要人物居所集成〔第2版〕思文閣出版Amazon 十河存保の生年 十河存保の活動経歴(1)~十河氏の当…

パワプロクンポケットの思い出と『パワポケR』への期待

6月16日の朝起きてみたら眠気を覚ます上喜撰…じゃなかったニュースが飛び込んできた。何と『パワプロクンポケットR』の今冬発売が決まったというのだ。 パワポケ復活! ぶっちゃけると、パワポケが今後復活することはないと思っていた。パワポケが輝けたのは…

亀田俊和・杉山一弥編『南北朝武将列伝 北朝編』(戎光祥出版)の感想

戎光祥出版では『室町幕府将軍列伝』、『室町・戦国天皇列伝』と過去に列伝本が2冊上梓されていた(他にもマンガで読むシリーズで信長家臣列伝、徳川家臣列伝もある)。もっとも将軍や天皇であれば、過去にも似たような本はあった(近年では『室町幕府全将軍…

4月30日付新治伊予守(稲葉一鉄)宛三好長逸書状の年次比定について

『戦国遺文 三好氏編』一四〇〇号「三好長逸書状」の年次比定について、近年ちょっとした論の食い違いが見られたので少し考えてみる(というほどのものでもないが)。まずは問題となる文書を以下に引用し、私訳を示しておく。 三好長逸書状(切紙) 保阪潤治…

三好氏居所集成・三好実休編

『織豊期主要人物居所集成』の三好氏版。Twitterで毎日連載していたが、一応記事として典拠付でまとめておく。織豊期主要人物居所集成〔第2版〕思文閣出版Amazon 三好実休の生年 三好実休の活動経歴(1)~阿波細川重臣時代 三好実休の活動経歴(2)~長慶の…

摂津峡公園に三好長慶像が現れた!

三好長慶は近年その権力について再評価が進みそれが定着しつつある戦国武将である。特に長慶は阿波出身ながら五畿内を抑えたこともあって、一般的な戦国武将よりもゆかりの地が多い。すると当然のように三好長慶を地域振興と言うか、自治体行政の中で称揚し…

『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』感想

『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』は間違いなくウルトラマンという作品が展開していく一つのエポックメイキングになったと思います。YouTubeで無料配信の上、100万以上の再生回数を叩きだしており、「配信形式のウルトラマ…