今年は『デジモンクロスウォーズ』15周年。放送後どころか放送中も2期以降はいまいち公式に盛り上げようという気概が欠けていて、長年不遇な扱いを受けていたと言っていいシリーズだが、15周年になってようやくYouTubeでの全話無料配信や『DIGIMON EXPO'25』…
今年のウルトラマンシリーズ最新作は『ウルトラマンオメガ』だ。『オメガ』でも序盤は新規怪獣登場が集中し、『ブレーザー』以来の新規怪獣重視の路線を受け継いでいる。一方で、『ブレーザー』→『アーク』→『オメガ』の推移を見ると、やはり新規怪獣だけで…
『国宝』という作品には興味があったわけではないし、そもそも知りもしなかったのにこうして感想記事まで認めているのは不思議なことだ。まあ吉沢亮と横浜流星がほぼダブル主演というニュースを小耳にはさんだことはあったかもしれないが(この2人の組み合わ…
2025年の国際博覧会は大阪で開かれる―これを逃す手はないとは思っていた。世界には約200の国・地域があるが、それらの対外プロパガンダが一斉に出揃う機会というのは貴重だ。今後全く縁のないであろう国の顔が見られるのもこのチャンスを逃せば人生で二度と…
今年も梅田開催アリということで行ってきました。友人と連れ立って&ライブ会場への入場がギリギリになってしまったのでそこまでゆっくり臨めなかったのが心残りではありましたが…。 NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンオメガ編~やってきたヒーロー~ 今…
室町幕府の管領を務め得る三管領家の一つであった畠山家の分裂が戦国時代の一因となったことはよく知られる。畠山持国の死後、その後継者をめぐって実子の義就と甥の政長とが争い、それらが幕閣の有力者たちの思惑とも連動して応仁の乱への導線を引いた。そ…
ウルトラマンゼロ15周年はまだまだ終わらないぜ!と言いつつ、今回のムックは15周年に合わせてはいるものの、厳密にはニュージェネレーションシリーズの先駆けでもあるポジション。「ウルトラマン大図鑑」の「NEW GENERATION」の「ゼロ」というタイトルだし…
戎光祥出版が織りなす戦国武将列伝シリーズ。能登の地震によって北陸編は刊行が遅れたようだが、いよいよ上梓され、織田・豊臣編を残して地方シリーズはコンプリートされることになった。刊行が始まったのが令和4年末からなのでまさしく大事業だ。北陸編は北…
『ウマ娘 シンデレラグレイ』のアニメ化には相反する感情があった。一つは満を持してという感覚。漫画『シンデレラグレイ』のクオリティが高いことは間違いなく、それがようやくアニメ化、しかもダイジェストではなくたっぷり2クールを取ってという贅沢さ(2…
『ギャラクシーファイト』シリーズが動かない。今月7月で前作『運命の衝突』からはまるまる3年となる。『ウルトラマンレグロス』の配信から数えても2年経つ。この間、「ウルトラマンとアブソリューティアンの戦争の行方」「アーリーベリアルとアーリートレギ…
個人的にはガンダムとはそこまで付き合いが深いわけではなく、新しい展開を逐一チェックする間柄ではない。それでもネット上で盛り上がっていると、何となくじゃあ観てみるかと参加する流れがある。今回の『GQuuuuuuX』視聴もそうした経緯で視聴することにな…
monsterspace.hateblo.jp 三好長慶、斯波義銀と面会す 『雑々聞撿書』 一、武崎依御在城、大夫殿へ為御礼御出、申次ハ三向、仍武崎ハ十徳ヲ御着用、御髪ハヲツホロナリ、庭上マテ長慶被出被請之、太刀三向披露、手ヲソヘ御礼アリ、其後筑州御礼被申、同太刀…
5thイベントからクルクル5公演を経て今年のウマ娘のリアルイベントはナンバリングの6thへ戻って来た。舞台はさいたまスーパーアリーナ!…と言っても正直どれくらいすごいのかはあんまりわからなかったし、5thやクルクルが地方巡業もしていたことを思うと、ハ…
monsterspace.hateblo.jp 1月2日 於園田競馬場 相変わらず年末年始くらいしか行く機会がないので園田へGO! モーニング(500円)。何の変哲もないけどトーストに甘みがあって安心できる感じが良かったまぐろのかす汁(100円)。まぐろはもちろんニンジン、ゴ…
小学生の頃に大河ドラマ『秀吉』を見て以来、豊臣秀長は気になる歴史上の人物であった。『秀吉』自体が堺屋太一『豊臣秀長』を原作の一つにしていることもあって、その中で秀長は秀吉の補佐役・理想の弟・ナンバーツーとして描かれた。当時は秀吉さえ知った…
monsterspace.hateblo.jp 三好長慶の師匠 『天文日記』天文8年6月8日条 先日従三好方申来坂東兵法人、此間孫次郎そはに置候キ。只今下国之条、門下づたいに送候てと申候シ。 天文8年(1539)三好長慶の傍に仕えていた坂東の兵法人が帰国するということで、道…
畿内戦国史の近年の隆盛ぶりはもはや語るまでもないが、その一方で潤沢な成果が一般にも流布しているかと言うと、まだまだ十分とは言えない。こうした社会教育面において天野忠幸氏の活躍ぶりもまた言うまでもない一方、天野先生はあくまで三好氏中心の研究…
唐突だが何につけ、自分の人生には時機(タイミング)というものがあると思っている。生来保守的かつ頑固な部分があるので、どうしても世間や周囲の流行を見ても「じゃあ乗ってみよう」ではなく「近寄らんとこ」と思いがちなのだ。そういうわけで何かを好き…
昔々、細川氏綱の「氏綱」という実名が何を意味しているのかという記事を書いた。 monsterspace.hateblo.jp 結局結論らしい結論はなく、「氏綱という実名の由来はわからないが、この名から改名しなかったことは足利将軍からの距離を意味しているのではないか…
※この記事中には映画の内容に関するネタバレを大いに含みます。初視聴の驚きや感動を体感したい方にはおススメしません。 良くも悪くも脱ニュージェネ色も強かった『ウルトラマンブレーザー』の次のウルトラマンとはどのようなものになるのか?そうして始ま…
『孤独のグルメ』(原作:久住昌之 作画:谷口ジロー)は、輸入雑貨商・井之頭五郎を主人公に、五郎がただ市井のメシを独白しつつ食べるだけという、至極単純な漫画だ。ただ、五郎のどこまでも我が道を行きつつ、料理や店の雰囲気にあれこれ内心で文句をつけ…
monsterspace.hateblo.jp 7月7日 プロキオンステークス(GⅢ) 単・複11 100円×2→290円 ヤマニンウルス応援馬券。 7月14日 函館記念(GⅢ) 単・複 1・2・10 100円×6→0円 とりあえず勝ってほしい馬の応援馬券を買ってみたが見事にダメだった。サヴォーナは4着…
令和6年のNHK大河ドラマは『光る君へ』。主人公を紫式部とし、平安時代中期の京都・宮廷を主な舞台にする大河ドラマだ。平安時代の大河ドラマ自体は過去にもあったが、武士が主人公ではない上で中期を時代にした作品は初めてだ(時代的には『風と雲と虹と』…
今年の野球はボーっとしていたら展開に置いて行かれるが、かと言ってずっと見るほどの見応えもないという印象だ。 横浜DeNAベイスターズ 9月入った時点で4位だったのにカープが逆噴射した結果として3位に入り、その後のCS・日本シリーズで下剋上日本一を決め…
『ウルトラマンアーク』は想像力をテーマにしているウルトラマンだ。という初報の時から密かにキングオブモンスの登場は期待していた。キングオブモンスは先年ウルトラマンガイアのイベントで出来の良い着ぐるみが作られたこともあり、映像作品への登場熱も…
『大日本史料』という史料集がある。平安時代中期から江戸時代までを対象にする、日本史の基幹となることを目指された史料集だが、如何せん日本史の史料は膨大である。明治から編纂が続いているが、このペースだとまず間違いなく今世紀中には完結しないだろ…
今年はウルトラマンゼロ15周年!10周年前後の時もムックが量産されましたが…今回来たのは何と写真集!写真集!!?ウルトラマンゼロ…お前アイドルか?紛うことなきアイドルだったわ…。ウルトラマンゼロ 15th Anniversary Memorial Photo Book Beyond the STA…
全国の都市をめぐる「ウマ娘 プリティーダービー Twinkle Circle!」通称「クルクル」はもちろん大阪でも開催!地元民なら行くっきゃねえぜ!と言いたいところだったが、幕張でまさかの3公演全部一発で当たるという僥倖を経験した結果、金銭的余裕が失われ、…
近日、『大阪の歴史』96号にて「【史料紹介】宮内庁書陵部所蔵『久留米諸家古文書』所収「松田氏家蔵古文書」」が掲載された。詳しくは同論文に譲るが、この「松田氏家蔵古文書」は細川氏綱・十河一存に仕えた松田守興およびその子孫の受給文書が中心で、守…
ウマ娘のライブイベントは今年ようやく現地デビューしたわけですが、5thイベントが完走したのも束の間、新たな参加型イベントとして「Twinkle Circle!」がスタート。料金が下がった一方で、バラエティパートとライブパートの2本立てとなりました。大阪公演…