志末与志著『怪獣宇宙MONSTER SPACE』

怪獣monsterのコンテンツを中心に興味の赴くままに色々と綴っていくブログです。

「『ウマ娘 プリティーダービー』WINNING LIVE 18」発売記念イベントに行ってました!

 去る7月27日にわざわざ東京まで行ってました。私のストーカーなら「あれ?」と思うかもしれません。例年通りだと東京に行くのはだいたい8月なので、今年はタイミングが早いですね。なぜそうなったのか…それは…

 「『ウマ娘 プリティーダービー』WINNING LIVE 18」発売記念イベントに当選したからだよ!!!
 『ウマ娘』は2ヶ月に1枚くらいのペースでCDを出しているわけですが、毎回発売記念イベントとして出演声優さんが6人ほど集まるトーク&ライブをやっています。場所が都内某所とはいえ貴重な機会なので、CDを買うたびに応募はしていたのですが、まあなかなか当たらんわね。でもこういうのってまあ当たらんやろって時になったら当たるんだから不思議なものだ。そういうわけで夏の東京行きをこれに合わせて組み直したのが今年の真相となります。有休を使わなくて済んだがメリット、史料編纂所に行けなかったのがデメリットですかね…。
 ちなみにこの発売記念イベントはいつもはCD購入者向けに無料配信もしてくれていたのが今年に入ってからは配信がなくなったので実際に行ける貴重さは格段に上がりました。配信をやらなくなった理由は謎…。今回短いながら記事を書いてるのも少しは余沢が届けばいいなというのもあります。なお記憶違いもあるかと思います*1が御容赦ください。

 出走者の面々は以下の通り!

 もうアプリでは最新シナリオが大豊食祭になってるのにUAFシナリオメインの楽曲イベントをやるのはタイミングが遅くない?って気もしますが、まあ夏だしオリンピックだし意外と時機は外していない…のか?
 ちなみに私は大阪のライブは両日参加しましたので、初めましてなのはメジロライアン役の土師さんのみ。良く言えば馴染みのメンツ(2回くらいで馴染みになるのか?)、悪く言えばわざわざ遠出したのに新鮮みには欠けるということになりますね。

monsterspace.hateblo.jp

 場所は都内某所で、ざっと計算したところ定員は600人くらいでしょうか。現状のウマ娘のCDの販売枚数はだいたい5000枚強弱を行き来しているっぽいので単純計算だと倍率は8倍。うーむ、確かに当たると思えば当たらないし、当たらないってわけでもない絶妙なラインだ…。それでも前回から引き続いて参加していた人がわりといたのでそういう人は複数枚買って複数回応募しているのだろうか…。ちなみに客層は女性が1割強くらいというのが体感。通常のライブでの女性率が4割だった(上記大阪ライブ記事も参照)ことを思うとガクッと少ないが、このサブスク時代にわざわざCDを買うというのはコレクション要素も入るわけでその点が女性層には弱いのかもしれない。
 さて、開演の16時30分から余裕をもって15時50分くらいに入場する。これまた開演前はウマ娘の曲が延々と流れるスタイルだったが、開演直前の「うまぴょい伝説」となると勝手が違ってくる。もうこの頃には皆さんペンライトを持ってスタンバってるし、合いの手こそ入れないが柏手くらいは打っている。開演までに客席で作る期待と高揚感!レベルがたけえわ…。
 そして開演とともに出走者6名が御入場!大阪でのライブに比べると会場が小さいため遥かに近い!ものの席が後ろの方なので、顔立ちはわかるけど表情は掴み切れない絶妙な距離感!後々スケッチブックに答えを書くコーナーがありましたが、書かれている文字も言われればその形かなとわかる程度でした。ライアン役の土師さん、チケゾー役の渡部さん、ジョータン役の鈴木さんは発売記念イベントが久々だったり初めてだったりしましたが、自分のキャラの理解度は当然のように高く筋トレマニア、熱血、おばかな部分をしっかりと抑えつつイベントに臨んでいて年の功を感じます。対してクラフト役の小島さん、シーザリオ役の佐藤さん、メサイア役の根本さんはウマ娘になったのも今年からなので、マイペースな中の頑張り屋といった感じ(小島さんは下のクイズで「さんぽ」を答えたのはクラフト要素を上手く織り込んだけど、「ごみ」はそのまんますぎるでしょ)。
 最初は楽曲にまつわる御感想。各人がどういう意気込みで臨んだかなどは貴重な情報です。シーザリオのキャラソンである「朝露は大河の夢を見る」はオフザリオパートが1か所あるんですが、特に製作から指導があったわけではなく佐藤さんが入れたらそれが一発オーケーになったとのこと(全体の意図は「男装の麗人」らしいです)。
 お次はクイズ大会。ルールが若干込み入っていて、出された単語とは逆になる言葉を5秒以内に書くというもの。勝てば景品があり、MCの鈴木さんは参加しないものの勝利者を当てればこちらも景品があるとのこと。全部で2問で、1問目は「宇宙旅行」、2問目は「銀行」でした。カウントダウンを一緒にコールしつつ私が考えてた答えは「地球旅行」に「買い物」だったのでまあ5秒以内だとこんなもんです。気になる出走者の答えは…

出走者 1問目答え 2問目答え
土師さん さんぽ 借金取り
渡部さん 箱根旅行 半沢さん(のライバル)
小島さん さんぽ ごみ
佐藤さん 地底寄生 トマト
根本さん もぐら ショッピング

 渡部さんと佐藤さんの自由人度合が群を抜いてます(トマトは答えがわからん中唯一思い浮かんできた単語だったらしいです)。誰が勝者かは会場の拍手の度合で鈴木さんが判断するということになっており、1問目は佐藤さん、2問目は土師さんと小島さんで迷った挙句小島さんに軍配でした。いやでも個人的には小島さんの理路は銀行→大事なものを預ける→預ける価値のないものだから、「ごみ」は対称になってないと思うんすよね。ごみ箱ならわかるけど、ごみだけならお金の逆にしかなっていないのでは…?まあ土師さんの方が年長だから若えのに花を持たせたってことで…(景品はプロテインキーマカレーだったので猶更ライアンに勝たせた方が感あったけど)。ちなみにクイズに自信を見せていたのは根本さんで、実際答えはまともそのものでしたが、珍回答が多いとインパクト勝負では不利になってしまうことがわかりました。御本人も佐藤さんの「トマト」を見た後に「うわ~そんなんで良かったんだ~」な雰囲気を醸してましたが、流石に「トマト」にはついていかなくていいと思います…。
 次はプレゼント抽選会。発売記念イベントでも物販があり出走ウマ娘のシルエットを集めたTシャツを売っているのですが、出走者6人がサインしたそのTシャツをプレゼントしていくというもの。席番号が書いてある紙が入っている中から出走者が1回ずつ引いていき当選者が発表されます。さしたることはないイベントですが、客席皆で動作を盛り上げたり当選者を称えたりするのは楽しかったです。
 最後にライブパート。曲目は以下の通り。

  • Over a Tiara
  • 朝露は大河の夢を見る
  • 十帰りの花
  • 爆熱マイソウル(全員)
  • (小休憩のトークパート)
  • うまぴょい伝説(全員)

 05ティアラ組の3曲は大阪のライブでも聞きましたが、その時は「うわー!?このカッコいい新曲は何だ!?」というままに聞いていたので、CDで何回も聞いた上にレコーディング裏話もあったところで聞くのは余裕を持って聞けてうれしかったです。ティアラ組も含めた「爆熱マイソウル」も違った趣があってこういうのは一期一会ですね(連続歌唱になった根本さんは大変だったと思いますが)。ステージも簡素で舞台も遠くないので、素のダンスや振り付けが見えてくるのもこういうイベントならではでした。「うまぴょい伝説」はもう定番の〆で何度もやっていると合いの手も自然に覚えてきて楽しかったです。

 イベント全体の感想ですが、ライブイベントと比べると非常にささやかなのは否めない一方、それだけ客席の比重が高いと言いますか、クイズイベントも抽選イベントもそれ自体は変哲もないのをこっちが盛り上げてさもすごいことをやっているような気持ちに持っていけるのに独特のグルーヴさがあったように思います。それにまあイベント自体はタダなので小さい規模なりのやりようがあるというだけのことかもしれません。次に発売記念イベントに行ける機会があるのかはわかりませんし貴重な体験でした。

PS 佐藤さんの「オンザリオ」「オフザリオ」「おもしれ―女の佐藤榛夏」の切り替えを見られたのは面白かったです。
PS2 土師さんが「借」の字を間違えてたらしい(後方席からは視認できず)けど、まあ有職故実だって本当は有識だし、柏手だって本当は拍手なのでよくあるこった気にすんな!
PS3 3回も見てると渡部さんの人外的スタイルの良さもそういうものとして受け入れてしまえる感覚のマヒぶりに驚いてしまう…

*1:例えばクイズの回答の表現は厳密にはちょっと違った気が