新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。と言った傍から去年の話ですが…まあ400年くらい前の話もしてるし、1年前くらいはどうってことはない、たぶん。
平成30年（2018）12月25日にウルトラマンフェスティバルinひらかたパーク2018-2019（長いな…）並びにダークヒーロースペシャルナイトに行ってきたので感想を書いて行きます。前回はひらパーのチケットを買った上でウルフェスのチケットで展示パビリオンに入場する仕組みでしたが、今回はウルフェスのみの入場が可能になっていて、遊園地に興味がない場合はお気軽でいいですね（園内の飲食施設に出入りできないデメリットはありますが）。
・展示
いやはや驚きました。ほとんど夏と遜色ないじゃないですか。もちろん夏にあって今回はないものもありますが、中核部分はほぼそのまま（一部キャラ変更あり）でした。これなら夏にわざわざ東京まで出張しなくてもいいんじゃないか？と思えるほどです（行くけどね）。前回の展示はギャラクトロンMK2こそいましたが、夏と比べると明らかに見劣りしていて、空間も余り気味でしたので、ここは単純に感動した部分でした。
生キメラベロスが見られて、余は満足じゃ。
・ウルトラライブステージ
ライブステージに行くには一度外に出る必要があるので、ちょっと迷って焦りました。
基本夏の2部と同じ内容です。前回は夏の1部をやっていたので、今回も1部かなと予想してたんですが、2部でした。2部は夏に観ていたので、新鮮味はありませんでしたが、まあ仕方ないね。ただ、前回と同様少しずつ違いがあります。具体的には、
あたりです。オーブダークは出しても良かった気もしますが（どうせ通り魔だけだし）、EXPOとの被りを避けたのかな。オーブダーク不在のため、終盤登場したウルトラマンティガをブルが「誰だあれ？」ロッソ「ウルトラマンティガだよ！」とカツ兄が謎の博識になってましたが、ご愛嬌。
個人的に良かったのは、カミソリデマーガからグランドキングへの変更ですね。もちろん生で新怪獣を拝めるのは大きいのですが、カミソリデマーガが最強怪獣と言うにはどういう素性なのか今一つわからなかったので*1。グランドキングはその点、怨霊が集って生まれた怪獣ということで、ライブステージの中での役割にピッタリです。しかもグランドキングの着ぐるみはかつて列伝ブログに掲載されていたやたら出来のいいアトラクスーツと思われ、生で見られたことに感動しました。重々しそうな図体ながら、所々に身軽さが見えたのが面白かったです（着ぐるみが思ったより軽いのか、中の人の技量なのか）。
内容も改めて見ると、「弟を大切にしない兄」対「弟を内心大切に思う兄」で対比が決まっていてよく響きますね（何でTVはこうならなかったんだ…）。
さて、写真がないじゃないか…というのは、今回はカツ兄とイサミが生出演していたため、撮影禁止なのでした。出演シーンは変身時に登壇してジャイロを構えたのと終了後のハイタッチでした。生の湊兄弟に会ったのは初めてだったんですが、「意外と小さいな…」というのが正直な感想です。これまでがデカかったんだろ！とは思いますが、本当に等身大の気のいい兄ちゃんたちという印象が強く、良くも悪くもオーラはあまりなかった感じでした。
上演後は、今回からの試みである「ミート・ザ・ヒーロー」の宣伝が。現在は公式サイトにも掲載されていますが、当時は記載がなく、やって来てみて知りました（あんまり賑わってないというアナウンスでしたが、そりゃ知らなかったし、仕方ないよね…。あると知ってたら準備してきたはずだし）。3分間だけ密室でヒーローを独占できる企画で、面白そうに思いましたが、続くのかどうかに期待ですね。
・音声ガイド
突如発表された、ウルトラマンゼロとグレンファイヤーの音声ガイド。ガイドは携帯電話のようなものを渡されて、該当箇所で番号を押せば、二人の声が流れる仕組みです。
ウルトラマンゼロ「宇宙大怪獣ベムスター！」 pic.twitter.com/ZMtVQlzAoC
— 志末与志 (@shima_126) 2018年12月25日
思いっきり間違えとる…
二人の掛け合いは『ウルトラマン列伝』などでもお馴染みですが、笑いに走ると言うよりは、テンション高くある程度マジメに解説していく感じです（列伝でのゼロのハイテンションナビゲが近いかな）。ダークネスファイブやゴモラにちゃんと反応してるのが小ネタとして成り立っている部分でしょうか。あるのは声だけですが、二人がさもそこにいて動いてるような臨場感が味わえ、声優の力量を痛感しますね。次回があるとして、ミラーナイトやジャンボットといったウルティメイトフォースゼロの別のメンバーが来るのか、ヒカリ、ギンガ、エックスあたりの声優ウルトラマンの掛け合いになるのかはわかりませんが、この音声ガイド企画は面白いので、是非続いて行ってほしいですね。
それと、音声ガイドにはシークレット音声があります。今現在は一応ツイッターアカウントで告知されていますが、これもちゃんと周知した方がいいんじゃないのかな。
グレンがゼロに写真を撮ってもらうのにポーズを取ろうとしたら、ゼロが無情に「撮るぞー」でベリアルの手に囚われたシークエンスなのに「ピース！」で〆るとか、ヒーロー展示では「ウルティメイトフォースゼロの出番だ！」するとか（下の写真の場面）、ミラーナイトやジャン兄弟や炎の海賊にウルトラデパートで土産を買ってそれを全部ゼロに持たせるグレンとか（グレンは限定ソフビやるからと宥めるもゼロはとっくに自分用のを買ってたオチ）、ライブステージ手前になるとグレンだけ離脱して内容と整合性を持たせるとか、思ったよりも楽しかったです。
夏よりミラーナイトは撮りやすくなってたけど、ブレとる…
・ダークヒーロースペシャルナイト
さて、夏のウルフェスはナイトイベント告知が旅行の予定を立てる後に発表されたりするので、ナイトイベントに行こうと思ってもなかなか上手くいかないものですが、開催場所が近所だと融通が利いていいですね。というわけで初ナイトイベント参加してまいりました。
まずは雰囲気から…大友が多いのはまあさもありなんといったところですが、女性率も高かったですね。まあ今更驚くことでもないか。皆さんよく見るとあらゆるグッズで武装を固めておられ、さながら何もない私は足軽のようでちょっと気まずくもあり…次回からはちゃんと何か持っていこう…。
青柳尊哉さんも渡辺邦斗さんも生で拝見したのは初めてでした。青柳さんはテンション130％の面白い人、狂言回し、渡辺さんは青柳さんの影に隠れつつ天然な印象を受けました。イベント出演も多く、その情報がTLでも見られキャラも掴んでいた青柳さんのジャグラーに比べると、伏井出ケイ役の渡辺さんはこれまで露出が多くなく、『ジード』を振り返ったお話は新鮮な気分で拝聴できました。質問コーナーは名前込みで読み上げられ、「今ここにいますかー？」などと声を掛けられカメラも向くので、「自分の質問を読み上げられて欲しいけど、映ったりするのは嫌だなあ」とも思ったり…まあ読み上げられる機会はなく、それはそれでちょっとガックシだったわけですが（ちなみに私の質問は「ベリアルの部下の中でダークネスファイブやアイアロン・ダークゴーネと伏井出ケイに違いはあると思いますか？」みたいなやつだったと思います）。
二人の対談や質問が終わると、ダークネスヒールズの簡単なショーが始まります。怪獣墓場をイメージした映像に霊魂が集い、厨二病ポエムとともにダークネスヒールズが登場、稲妻模様のフードを被った戦闘員を蹴散らしていきます。「ジャグラーって死んでないよな…」とか「どう見ても子供向けじゃないけど、どう売っていくんだろうか」と疑問は浮かびつつ、でもカッコ良かったです。今年には大阪心斎橋でも展示をやるということなので、訪れるのが楽しみですね。
そして今回のイベントは写真撮影付きです。ダークネスヒールズの誰かと写真が撮れます。私はダークネスヒールズのメンバーは基本的に好きなキャラクターばかりなので、特にこのキャラじゃないと嫌だというのもなかったのですが、カミーラに当たりました。
う～～～ん、カミーラかぁ…
いや、カミーラと写真撮るのは望むところではあったんですが…ポーズを考えてない。実は他のキャラはポーズを事前に考えてたんですよ。ベリアルなら左の手の甲をカメラに見せるポーズとか、イーヴィルティガならファイティングポーズとか。でもカミーラは思いつかず、まあ5分の1なら当たらないかもしれないし…と横着してたら、まさかの。
結局挙動不審になりつつ、棒立ちで撮りました。正直不本意なので、いつかまたカミーラと撮る機会があれば、リベンジしたいですね。去り際にカミーラからはたかれて、ああ塩対応ってこういうことかと思いつつ興奮しました。
こうして見ると顔が大きいか？
- 総合
ひらパーウルフェス最初となった前回は廉価版ウルフェスといった印象でしたが、今回は夏と遜色のない力の入れようで満足でした。前回の評判が良かったんでしょうかね。ゼロとグレンファイヤーの音声ガイドなど、満足できる新企画もありましたし、今年の年末も大いに期待してます。まあその前に夏ですかね。ウルトラマンフェスティバルinひらかたパーク2018-2019は1月20日までやっていますので（今調べ直したけど、予想より長かった）、近場のウルトラファンは是非訪れるべきだと思います。冬はウルフェス！
*1:TVでも特に説明なしとは思わなかったぜ
