志末与志著『怪獣宇宙MONSTER SPACE』

怪獣monsterのコンテンツを中心に興味の赴くままに色々と綴っていくブログです。

ウルトラ怪獣バトルブリーダーズに参戦して欲しい怪獣について

 やあ!昔は良い子だった皆!ウルトラ怪獣バトルブリーダーズやってるかな?歴代のウルトラ怪獣を育成、戦わせるゲームなんだ!やってない皆は気になったら今すぐダウンロードしてくれよな!
f:id:hitofutamushima:20191126212520p:plain

 いきなり何だ?ってまあ最初は宣伝しておくべきかなあと。最近はジオラマも作れるのでそれ目当てにやっても面白いですよ。ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ、略してウルバトは怪獣が肝なゲームです。こうした3DCGポリゴンを用いた怪獣中心のゲームは10年ほど前の大怪獣バトルULTRA MONSTERSがヒットして以来断続的に存在はするわけですが、ウルバトはそれがいよいよソシャゲに進出してきたという点で画期になるものでもあります。末永く続いて行ってほしいですね。
 さて、こうしたゲームに登場する3DCGポリゴンはウルトラマンFightingEvolutionシリーズ以来流用されてきたものになります。ウルバトもこの資産を有効活用する一方、既存のポリゴンであってもブラッシュアップを図ったりしていてようやく新時代の目に耐えるポリゴンとして充足しつつあります。
 そんな中、ウルバト運営はツイッターなどで新しい怪獣のポリゴンをチラ見せしてくることもあります。ポリゴンが作られるということはその怪獣にとっては、流用によって後にゲームに参戦できるハードルが下がるということもあり、今後の露出にだいぶ響きます。実際ウルトラシリーズアーケードゲームは大怪獣ラッシュとフュージョンファイトの間に1年差あることにより、この間の『ウルトラマンX』は怪獣ポリゴンがあまり作られておらず、ウルバトでも参戦怪獣がいないという現状があります(令和元年11月現在)。
 前置きが長いのでそろそろ本題に入りますね。

 契機となったのはこのツイートです。ウルバト公式は定期的にアンケートなどを行っており、これもその一環であります。こうしたアンケート結果は恐らく開発に反映されるものだと考えています。そこで思ったのはそういえば参戦してほしい怪獣って具体的に意識化したことがあまりなかったなあということです。
 というわけで参戦してほしいウルトラ怪獣を考えてみたのがこの記事ということになります。怪獣名の下に色々書いてますが、全て個人の感想です。あしからず。
 ただ単に羅列しても何が何だかなので、以下に基準を設けます。
★ ゲーム中にいてほしい、いるべきだろうと思う怪獣
★★ 好きで一押しの怪獣!
★★★ 参戦するなら何としてでも手に入れたい怪獣

 ちなみにすでに参戦が明らかな怪獣、以前の投票企画でトップ10入りした怪獣、魔王獣や融合獣など出たからには揃えるだろうと思える怪獣、ゲーム内での扱いがどうなるのかわからない超巨大怪獣、大怪獣ラッシュに登場した星人ハンターなどは除いています。星人ハンターも拾ってほしいという思いはありますが、どうかな…。付言しておくと私はハンターはグランザー、プラズマ怪獣だとアースゴモラが好きなのでご参考までに。
 また、すでに過去のゲームでポリゴンが存在するものは(※)を付けています。

  • 地底怪獣パゴス ★★

 近頃『ウルトラマンタイガ』にて実に53年ぶりにシリーズ再登場を果たしたパゴス!今こそファンの間にもパゴス熱が高まっていると思います。このチャンスを見逃していいんですか?パゴスはバラゴン族*1というのもあり、身体部分はすでにあるネロンガから大きく流用も効くんじゃないでしょうか?
 私にとりましては、幼少時に父が録画した『ウルトラQ』のビデオを見ており、最初に見たのには「1/8計画」「虹の卵」「2020年の挑戦」が入っていたんですよね。「1/8計画」には怪獣が出ませんし、「2020年の挑戦」に登場するのは宇宙人のケムール人なので、「虹の卵」に登場するパゴスはダイレクトに私のウルトラ怪獣の原イメージを形成しています。そういうわけでパゴスには思い入れがありますね。
 何よりパゴスが醸す「ウルトラ怪獣の原イメージ」とは「既存の爬虫類や哺乳類の延長上として不自然ではないながら」「既存の動物とは重ならないフォルムを持っており」「恐怖と愛嬌を兼ねた表情を持ち」「牙や角などカッコいい装飾的部位があり」「身体のボリュームが豊富で」「口から光線を吐く」。すごいでしょ、これらの特徴が全部揃ってる非常にウルトラ怪獣らしい怪獣なんですよ。これを外す手があると思いますか?もちろん、ないですよね!?

 そりゃ怪獣のゲームなんだから怪獣王は必要なのでは…?という提案です。
 ネス湖が連れ帰ってきたのにいわゆるネッシーのシルエットとは何ら関係ないのもツボな怪獣です。

 ガマとクジラでガマクジラという、単純ネーミングを外見で現している直球さが昔から好きな怪獣です。特に強豪というわけでも何でもないですが、自然生物の延長なのに自然生物にこんなのいないというのがプレーンな怪獣らしさがあります。特に舌で真珠を吸うという描写!真珠なんか食ってどうなるんだ…舌で吸うってお前その口や牙は何のためにあるんだ、とこういうツッコミどころ満載さがもう「怪獣」としか言いようがない!相当にキャラクター化された尊顔も魅力的です。どこからどう取ってもチャーミングな奴なんですよ!…の割にあんまり出番とかないのは使いにくいから?でもゲームならそんなの関係ねえ!貴重な水棲怪獣でもあるし、是非!是非!ガマクジラに陽の目を!

 怪獣墓場はよく便利設定として使われる割にその代表的住人であるシーボーズはあまり再登場しないですよね(『メビウス』21話くらいですかね)。考えてみればシーボーズって怪獣の中では結構変わった立ち位置です。だいたいの怪獣は自然界の存在でありつつも人間のエリアに侵入することで(逆に人間が怪獣のエリアを侵すケースもありますが)人間と戦うに至りウルトラマンやら超兵器やらに放逐されるわけで、人間にとっては脅威でもあるわけです。それに比べるとシーボーズは安住の地を追い出されて困っているだけ。何ら人間に危害を加えないにも関わらず、人間にとってはぶらぶらされても困る存在。似たような怪獣としてはガヴァドンもいますが、あれは子供の被造物で厳密な自然生物ではないですからね。あえて言えば妖怪に近いタイプなんですかね。怪獣はもともとそういった側面もありますが、シーボーズはすごい能力があるわけでもないですし、そっち方向に全振り怪獣ですね。
 そういう意味では戦いには向かない怪獣で、声がかからないのかもしれません。でもシーボーズには『ウルトラファイト』もあるじゃないですか。本編のいじけ問題児ぶりをガキ大将キャラとして昇華!…とは絶対当時のスタッフ考えてないよなとは思いますが、シーボーズのキャラを維持したまま暴れさせることだって出来るはず。まあ色々言いましたが愛すべき奴なんですよ。ウルバトでも是非賞玩したいなあと思えるのです。
 ちなみにシーボーズは『大怪獣ラッシュ』でライトニングシーボーズとして近年でも出てはいるんですよね。CGなのを逆手にとって骨以外プラズマソウルにしてしまったのがカッコ良くもあり、原典の着ぐるみが醸し出す佇まいを削いでしまった感もありといったところでした。

  • 古代怪獣キングザウルス三世 ★★★

 一世と二世はどこにいるんだ?でお馴染みの怪獣。ピノサウルス型四足怪獣なのがまずいいですね。ウルトラ怪獣と言えど基本着ぐるみなので、こうしたタイプの怪獣は頑張らないと出ないわけですよ。それが早くも実現している!しかも爬虫類型でありながらどう見てもな怪獣フェイスをしている!角もある!ウルトラ怪獣らしさとしては外見だけで高得点間違いなしの逸材怪獣だぜこりゃあ…。
 キングザウルス三世の素晴らしいのはこの外見から繰り出される能力がバリヤーということです。バリヤー!?お前、そんないかにもな恐竜の延長上でしかありませんな風貌で横文字パワー使っちゃうのかい!?超自然の神秘、これこそ怪獣の真骨頂でしょう。
 お話としてはウルトラマンの敗北→特訓による雪辱というパターンの最初であるのが特筆されますね。怪獣の能力・特徴にもウルトラマンの技にもスポットが当たるこの手の話、実は大好物なんですよ(防衛チームなど人間サイドが薄くなるという傾向もありますけど)。怪獣としてもストーリーとしても逸物なのに、その割にあんまり出番がないキングザウルス三世。不断の再評価が求められる怪獣だと思います。

  • 最強超獣ジャンボキング ★

 『ウルトラマンA』の超獣は『ウルトラマンメビウス』以来レギュラー(?)超獣が決まってきた感じがあります。要するにベロクロン、バキシム、ドラゴリーですね。デザイン、活躍、インパクト等を見てもこの3体が代表超獣というのは妥当に過ぎるとは思います。そしてドラゴリーはウルバトが初めてですが、もう全員ウルバトに参戦しています。当然の扱いと言えましょう。
 正直私は超獣に思い入れがある方ではないので、Uキラーザウルスも併せてもうすでに満足するところはあるのですが、あえて言うならジャンボキングも欲しいところです。何でジャンボキング…となるかもしれませんが、ブロッケンのボリュームある体型にあえてカウラの頭を挿げ「最強超獣」を称するその心意気がたまらない!何でカウラ頭なんだとはよく言われますが、牛系の頭(とは言えカウラとは結構顔つきも違います)にケンタウルス体型って実は結構馴染んでる気がしませんか?お祭りの出し物でいそうなおめでたさもあり、ただカッコいいだけでもなくただ崩れているだけでもない「超獣らしさ」はなかなかのものです。せっかくなのでポリゴンを作っておくのも一つの手ですよ。

  • フィティングベムメカバルタン(※) ★★★

 今は昔のこと、ソフビ売り場というのは子供の遊び場でありました。裸で陳列されているのをいいことに、適当なソフビを見繕って遊ぶ(オブラートに包んだ表現)のであります。今から思えば迷惑な話だが、許しておくれ。それはともかく、ん?んん?機械化されたバルタン星人?こんな奴怪獣図鑑で見たことないぞ。どのウルトラマンで出た怪獣なんだ?「登場作品:アンドロメロス」…?な、何だそりゃ?
 というのが私のメカバルタン(のソフビ)との邂逅だったわけですが…平成世代なら大なり小なりこうした感想を持ったんじゃないですか?とにかくメカバルタンというのは「異質」でした。バルタン星人のサイボーグなのにウルトラマン出身のウルトラ怪獣ではない…。ソフビで奇異だったのは成型色もですね。黄銅色のような色合いなんですが、これがメカバルタンでしか見ないカラー。単なる金色ではない特別感マシマシです。オマケに別名が全部カタカナの「ファイティングベム」。何なんだこいつは…。
 しかしですね、何より心を掴んだのはやはりカッコよさなんですよね。半分機械化、つまりサイボーグ化とかそんなのカッコ良すぎでしょう。初代バルタン星人を順当にモデルにしつつ、それだけではない目付きが鋭くなっているとか右手がハサミにはなっていないとかアレンジもグッドです。惜しむらくは実はまだ映像で動いているのを見たことがないといったところでしょうか(さっさと見ろ)。
 メカバルタンは大怪獣バトルにも参戦していたので参戦ハードルは低いと思っています。『ウルトラファイトビクトリー』や『ウルトラマンX』では久々にグア軍団も登場しましたし、良くも悪くも原種バルタン星人はあまり関係がない出自なので、映像での復活もワンチャン…とか思ったりもします。ここらで一つ取り上げてみるのも乙ですよ!

  • 電磁怪獣ガルバラード ★★

 ガ、ガ、ガ、ガ、ガルバラード!?よもやこんな名前が飛び出そうとは…。『ウルトラマンUSA』に登場したソーキン・モンスターの一体です。USAは最近ブルーレイ化されましたからね。ソーキン・モンスターも知名度を上げ…上げてるのかなあ?知らない人はネット検索でいいので画像を見てください。奴さんのメタリックなドラゴン感にハートをぶち抜かれること請け合いです。球体を基調に機械と鎧の表皮、電脳感を醸す上部のクリアパーツ、それでいてアニメながらもウルトラ怪獣のエッセンスも外していません。かーーーッ!こんなのカッコ良すぎるだろ!
 しかし、やはりアニメ媒体というのがいまいち知名度に寄与していない感…。また、あまりにメタリックなのも着ぐるみを作るには向いていません(ウルトラマンノアにはメタリック重視のスーツがありますが、映像作品には使われませんでした)。しかし!しかしながらゲームなら!コイツをリアルな感じで実装できるのでは!そういう思いを捨てきれません。どうか何卒この想いを汲んでいただけたら…!

  • 双脳地獣ブローズ ★★★

 初見で「え?何これ?」と思われそうなウルトラ怪獣上位。まず頭が2つついているわけですが、1つの頭は身体の上部、もう1つは下部先端にあります。さらに身体下部後ろには足みたいな部位がありますが、人間の足を後ろに投げ出したかのような付き方をしています。それぞれの部位から想像される全身像が全く一致しないまま、それでも爬虫類の一種かのような一個の生命体としてまとまっている不思議なデザインです。まことに秀逸と言えるでしょう。
 個人的な一押しポイントとしてはやはり顔の表情でしょう。例えて言うなら下の顔がジャイアンで、上の顔がスネ夫。でも役割は逆のようです。爬虫類系の顔でリアルなのに人間味がある造型になっています。そんな顔がわけのわからない形で同居してしまっているのが、もう言いようもなく「怪獣」!ウルトラマングレートのバーニング・プラズマで倒されますが、後ろのビルごと消えて行ったかのような倒され方も味があって好きですね。
 ブローズは大好きなので特筆しましたが、ウルトラマンG』の怪獣は名怪獣しかいません!既存の生物の延長上っぽく見えるけどもこんな奴は実際にはいない、そのような怪獣みがオーストラリアという舞台で生き生きとしています。是非とも拾ってやって下さい!

  • 宇宙忍者パワードバルタン星人(※) ★★

 パワード怪獣は初代ウルトラマンの怪獣をリアルにアレンジした怪獣揃いで純粋にパワーアップ感があります。もっとも原種を単にディテールアップさせたという怪獣も多いのですが、その中でリファインとして個人的にレベルが高いと思うのがこのパワードバルタン星人!もちろんイメージソースとしてバルタン星人(2代目)が存在するのはわかりますが、鋭角的なフォルムは元のバルタン星人とは別物に近い仕上がりを見せています。身体の色を鮮やかなライトブルーで統一したのも、近未来感と清新さにあふれています。すごくカッコいい!しかしそれでいてどう見てもバルタン星人になっています。パワード怪獣の中でも白眉の一体でしょう。
 幸いパワードバルタン星人は大怪獣バトルには参戦していたので、ポリゴン自体は存在しています。改修は必要でしょうが、0から作るよりは労力は抑えられるはず。色んな種類のバルタン星人が襲来するミッションがあってもいいですね。
 なおパワード怪獣は概ねカッコいいので、どの怪獣が来ても(と言いつつパワードピグモンが来たら当惑するかな…)大歓迎です!期待しています!(期待するだけならタダだからな)

  • 宇宙鉱石怪獣ドレンゲラン ★★★

 『ウルトラマンネオス』のパイロット版にのみ登場した怪獣です。ザム星人と違いOV版には出られませんでした。しかしですね!私にとって『ネオス』パイロット版こそが、初めての新ウルトラマンの映像だったのです。セブン21の激しい蹴りのアクション、アニメ感が入ったネオスのパンチ、3D的に吹っ飛ぶザム星人や宙返りするネオス、にゅっと首が伸びるドレンゲラン、CGで表情を見せるウルトラマン、鮮やかな光線と爆発…全てが新鮮で私にとっての「新しいウルトラマンの映像」の原風景です。何で忘れることがありましょうか。
 ドレンゲランは一言で言うと鉱石肌の首長竜ですね。ウルトラマンティガのグワームも似たような奴ですが、こちらは黒いボディ!真っ赤な目!…じゃなかった発光部が映えます。重厚であまり動きませんが、首と尻尾が長いのを攻撃に生かせるのも強みです。技が口からの炎というのも古典的でベストマッチ!「古き良き新しき怪獣」としては満点の出来で、まさにザム星人ともどもウルトラマンネオスという企画にふさわしい奴であります。
 まあゲーム参戦となるとなかなかハードルも高かろう怪獣ですが、外見のカッコよさで何とかなりませんかね。特に首がにゅっと伸びる攻撃なんてこいつくらいですが、ゲームでもないとなかなか再現もできないですよ。すごくゲーム向きな怪獣と思いません?もちろんザム星人やOV版ネオスの怪獣も欲をかきたいところはありますが…。

  • 超古代狛犬怪獣ガーディー ★★★

 口に出したい日本語・超古代狛犬怪獣(ちょうこだい・こまいぬかいじゅう)。超古代に狛犬狛犬て。それはさておき、ウルトラ怪獣では実はあんまりいない駄犬系フェイスの持ち主で印象深い怪獣です。駄犬と言いましたが、ネタにするのが憚られるほど悲しい怪獣でもあります。かつての友人であったイーヴィルティガがマサキ・ケイゴの策略により暴走、彼を止めるため必死に戦いますが、逆にイーヴィルティガに倒されてしまうのです。暴走した挙句自分の手で友を葬ってしまったイーヴィルティガ、ガーディーの亡骸を抱き怒りを募らせるティガ…今思い出してもゾクゾクする名場面です。
 本当に哀れで健気な怪獣です。もうそろそろ救いがあっていいのではないでしょうか?イーヴィルティガも最近はフィーチャーされてますし、本来友人だったガーディーと共闘というのもアリです。超古代怪獣ということでゴルザやメルバと組み合わせても良し(いいのか?)、ウルトラマンの味方怪獣繋がりでアギラやシェパードンと組んでも良し、可能性が広がりますね。
 あと、これはウルバトと関係ないですが、顔がちゃんと再現されたソフビも欲しい…。

  • 宇宙恐竜ヤナカーギー ★★

 『ウルトラマンティガ』第49話「ウルトラの星」は今でも忘れられないエピソードの一つです。何せティガに初代ウルトラマンが出てくるなんて子供心にも思いもしていなかったのですから(漠然とティガはそれまでのウルトラマンとは異質という意識が強かった)。さらにお話も円谷プロが出てくるわ、ウルトラシリーズ黎明期のスタッフが出てくるわ、ダイゴが助監督やってるわと何が何だかチンプンカンプンでした。こうしたイベント性とドキュメンタリー性が混ざり合いカオスなインパクを受けたのだと思います。
 その中でずっと光り続けているのがヤナカーギーという怪獣です。ヤナカーギーというのは琉球語らしいですが、正統派怪獣としては妙な響きがあります。「宇宙の暴れん坊」と言いつつ、どう見ても悪ガキ的な顔も憎めない感じです。極めつけは泣き声が「ニャァ~~~」としか聞こえない!こんなにも惚けてるのに強い!こんな怪獣面白すぎでしょう。
 登場回もイベント回で名作だし、怪獣としてのキャラクターも完璧!と言うのになぜだかそこまでといった怪獣です。やっぱ番組終盤すぎてソフビが発売できなかったのが足引っ張ってるのかな。単に強いだけで能力らしい能力がエネルギー吸収くらいしかないのも微妙に扱い辛いのかもしれない。しかし、ウルトラマンウルトラマンティガ、現在でもシリーズを代表するこの2人が共闘したというイベント性は繰り返しますが抜群です!ゲーム的には「ウルトラの星」再現ステージが丸々あってもいい!であるならば、ヤナカーギーのポリゴンも作っておいて将来損はありませんよ?

  • 超古代尖兵怪獣ゾイガー ★★

 こいつはもうインパクト勝負。ティガがやっとのことで1体を倒したと思ったら複数個体が出現して話が終わるという。ウルトラマンを見てると出てくる怪獣は1種類1体みたいな思い込みが自然に形成されるのってあるじゃないですか。それが初めて裏切られた体験でした。そこから最終章になだれ込んでガタノゾーアとティガの石化、この絶望感の流れはすごかった。当時はグリッターティガのネタバレなんてあるわけないしね。
 そうそう、ゾイガー。こいつがもう尖兵怪獣のくせに厄介でタフ。超高速で飛べ捕捉不能な上に、地上に落とされたら自分で翼をもぎ取ってしまうファイティングスタイル!同族のゴルザやメルバは力や速度に優れながらもそれぞれパワータイプ、スカイタイプに倒される範疇の強さであったのものが、両方の上位互換種として存在するのがこのゾイガー。ガタノゾーアとセットにもなるし、亜種のシビトゾイガーがその後銀幕デビューしてるのも強い。急所があるとしたら愛嬌が足りないくらいでしょうかね。もうちょい人気あってもと思いますが、ヤナカーギー同様ソフビ化できなかったのが尾を引いたやも。

 ほぼほぼネタです。怪獣育成ゲームにゲーム「怪獣コロシアム」で優勝した怪獣がいないのはおかしいだろォ!?手を巨大化させて防御するというのがこれまたゲーム的…いやこれゲーム的か?実は私はグロッシーナⅡのアレンジが好きだったんですが、作品内ではデマゴーグのかませ犬ですぐに終わった…。今から思えばよくあんな出番で着ぐるみ改造したなあってくらいで。
 それにしても思ったよりティラノサウルスまんまな尊顔だ。

  • 地帝大怪獣ミズノエノリュウ(※) ★

 何か『ウルトラマンガイア』で参戦してほしい怪獣はないものかと考え挙げるのがミズノエノリュウです。何だかんだソフビを持ってたり、フュージョンファイトでカード持ってたり妙に縁があるし、ポリゴンもあるから参戦コストも楽だろう…といった消極的な理由です。ええ…?って感じですが、実際ガイアの怪獣ってどいつが推薦できるのか悩ましいんですよね(だいたいはもう参戦済みですし)。未参戦のメザードシリーズも自然コントロールマシーンも金属生命体もそれぞれ思い入れはあるのですが、シリーズで3~4体いるとどれが特に好き!インパクト!というのが自分でもわからないのです。例えばアパテーなどはソフビも持ってますしそれなりに思い入れはあるのですが、ゲームに出てほしいかと言うとアルギュロスやミーモスの方が後出で強いしインパクトもあったのではなどと考えてしまうわけです。
 ただそうした中でミズノエノリュウは順当に推せる要素は揃っていますね。敵でも味方でもいいわけですし、東洋龍フェイスに多頭、ブルーで統一された佇まいにも品があります。卑近ですけど、普通にカッコいいんですわ。何ていうか、普通に待ってりゃ参戦しそうな気もしますね。ここはそこを一押し!といったところでお願いします。

  • 巨大顎怪獣スキューラ(※) ★★

 キングオブモンス、バジリスと共に悪ガキによって作られた怪獣です。はっきり言ってこの3体の中では一番デザイン性が優れているのではないですか。いやもう顎が大きく開くギミック性!これだけでもう勝ちしか見えないでしょ。ソフビでも再現されており、私などは無意味に口をパクパクさせていたものでした(スキューラのソフビは間違いなく名作です!)。あとこれは個人的なものですけど、赤くて小さい目にボサボサした後頭部からの毛がいい表情を作り出してて意外と可愛い顔なんですよ。
 しかし!なぜかウルバトにはスキューラだけいません。へ?何で…?何だろう、大怪獣ラッシュで単騎抜け駆け参戦したからか?(関係なさそう)とにかく、これはスキューラ好きとしては忌々しき事態…!早く参戦させてやってください。

  • 愛憎戦士カミーラ(※) ★★

 本来的に私は怪獣メインのゲームで偽や闇の戦士とは言え、ウルトラマンの亜流キャラを推すのには抵抗があるんですよ。だからここで挙げた参戦希望怪獣でも宇宙人すら挙がっていないでしょう?まあ宇宙人はすでに参戦しているので充分というのもありますし、人気の悪系ウルトラ戦士は待ってりゃ参戦するだろ感も強いからですが(ベリアルやダークザギ等)。そうした間隙を突くのがこのカミーラということになります。まあポリゴンあるからヒュドラやダーラムに比べれば参戦ハードル自体はそこまで高くはないんでしょうが。
 さてカミーラの魅力と言えば豊かに突き出たおっぱい…もそうだけど、ティガの元カノで同族というところによるデザインの美しさでしょうか。ヒュドラやダーラムがウルトラマン的ボディを基調にしながら、顔や装飾が非ウルトラマンに流れてしまっているのに比べ、カミーラはウルトラマンという範疇に留まりながら、悪・女・ティガ系の三要素をバランス良く配置しています。髪型を模したマスク造詣も身体のラインの引き方も乳の周りを象るプロテクターパーツも平成ウルトラマンデザインとしてすごく正統で丸山浩氏の美意識の集大成がまさにまとまっています。その一方、カラーリングは銀ではない灰色に金ではない薄銅色、釣り上がった目というウルトラマン的ではない意匠を取り入れ敵キャラクターとして仕上げています。まあそういったイメージで唯一無二性が完成されたキャラクターだと個人的に分析しているのですけれども、これが不思議とティガダークと恋人同士ってのが馴染むんですよね。
 そういうわけでですね、結局何だっけ…?そうそう、ダーク系の参戦を続けるのなら是非ともカミーラを忘れないでいただきたいですね。最近はダークネスヒールズ展開もあり、カミーラの商品も出てますしここは一つゲーム内でコラボというのもアリなんじゃないですか。

  • 友好巨鳥リドリアス ★★

 実は『ウルトラマンコスモス』は列伝くらいでしか観ていないので、あまり怪獣についても詳しくはないんですよね。コスモス怪獣はこれまでワロガやギギ、カオスダークネスがゲームではよく出ていますが、個人的にはコスモスの魅力としては怪獣タイプの怪獣も外せないのではないかとも考えています。いやでもお前観てないやんけって、まあそうですけども…。それで挙げるのがリドリアスというのも初心者ソウル極まってますけども…!でも実際リドリアスってリトラの正統派進化怪獣としてとてもいいと思いませんか?鳥ではなく怪獣体型になったのが安心感があり、親しみやすいペンギン顔が感情移入しやすいです。レギュラー野生仲間怪獣としては理想の位置にいるんじゃないでしょうか。

  • フィンディッシュタイプビーストイズマエル ★★

 スペースビーストにも色々いますけど、一押しというと贅沢にイズマエルでしょうか。というか消去法的に「うわあ…」と思うような連中を外して行ったら、正統派合体怪獣のイズマエルしか残らないと言うか…(ザ・ワンでもいいんですが複数形態あるのでちょっと気持ちに揺れがあります)。特に言うまでもないですが、全スペースビーストの顔を備えながら、一個のデザインとしてまとまっているのが売りですね。ウルトラには合体怪獣も多いので合体怪獣チームを結成しても面白いんじゃないでしょうか。

  • 完全生命体イフ(第4形態) ★★

 『ウルトラマンマックス』15話「第三番惑星の奇跡」はシリーズ屈指の感動回ですので未見の方は是非ともご視聴ください!はともかく、イフを知っていたらこいつをゲームでプレイアブルとして出すのは無理じゃない?と思われそうです。実際イフをプレイアブル、つまり「倒される」・「負ける」ことがあり得る怪獣としてしまうことは、原典の主旨から大いに外れてしまいます。そこは悩ましいところではありますが…それはそれとしてイフはマックスを代表する怪獣だと思ってますし、何よりギザギザした風貌が怪獣としてまとまっているのがすごく心に響いてくる一体でもあるんですよね。ウルバト的には「データの再現」という体で何とか誤魔化しも効くのではないかと睨んで参戦希望です!

  • 凶獣ルガノーガー ★★

 ルガノーガーは視聴者公募の怪獣です。現状だとTVシリーズに出た視聴者公募の怪獣としては最後になるんですかね?(ウルフェスでは一時期ちょくちょくやってました)ルガノーガーがいいのは子供向けの「強い怪獣」要素がふんだんに詰め込まれているところでしょう。イメージソースとしてはホビーもので登場するモンスターも窺えます。具体的に言えばとにかくトゲがある身体つき、いかつい風貌、アーマーのような胸部、手の先も顔になっている、尻尾の先が注射器のようになっている等々ですね。過去のウルトラ怪獣にも要素一つ一つはありましたが、ここまでてんこ盛りなのはまさに公募デザインならではと言えるんじゃないでしょうか。しかし、それだけに怪獣としてはギミックの塊なわけで、1話で終わってしまったのは惜しい怪獣でもあります。ここらで再デビューがあってもいいんじゃないでしょうか。

  • 進化怪獣ラゴラスエヴォ ★★

 ウルトラマンマックス登場オリジナル怪獣は怪獣らしさに溢れた奴が多いにも関わらず、再登場機会に恵まれず結果的に埋もれてしまっていると感じます。マックスはオーソドックスなウルトラマンだったのもあり、ウルトラマン本人もネクサスとメビウスに挟まれて地味ですしね。何とか来年の15周年に向けて盛り上がっていきたいところでもあるのですが…。
 そんなマックス怪獣で最後に推薦したいのがラゴラスエヴォ!第1話怪獣が再登場するのは珍しくないですが、このラゴラスエヴォはシリーズ最強級の強さを引っ提げて再登場しているというのがそんじょそこらの(失礼)1話再登場怪獣とは違います。ラゴラスは冷凍怪獣、グランゴンは高熱怪獣でお互い天敵だったわけですが、ラゴラスがグランゴンを捕食して進化したのがラゴラスエヴォ!こうしてラゴラスエヴォは高熱能力も身に着けたのです…。すごいでしょう?人間が牛食べたら角が生えてくるわけないじゃないですか。これが真面目に語られるのが「怪獣」なんですよ。必殺技は高熱と冷凍を同時に発射して温度差で攻撃!ってのもユニークというか、単に能力が増えた!ってだけでなく、相乗効果!しかもこっちも冷静に考えると理屈一切不明!うおおおおお!怪獣!
 こいつがまた強い。ギャラクシーカノンも跳ね返してしまいます。しかし、DASHに自身の特性と似たような対策を施され敗北しました。余談ですが、ラゴラスエヴォは『ウルトラ10勇士』でマックスの敵として再登場する可能性もありました。ところが、着ぐるみが撮影に耐えられないことがわかり、泣く泣くその座をスラン星人に譲ったのでした。再登場が実現していれば、マックスがラゴラスエヴォを単独で撃破して雪辱を果たしたであろうだけに実に惜しかった…。今でも残念。ウルバトでこの残念さが回収されれば良いなあって…。

  • 宇宙斬鉄怪獣ディノゾール ★★

 1話怪獣か!?と言うほどの密度を誇るデザイン!能力!存在感!まあ1話怪獣とは言え旧GUYSを全滅させるほどの怪獣ですからね。これくらいで丁度いいのかもしれないです。「宇宙斬鉄怪獣」という二つ名も痺れます。「宇宙」に「斬鉄」なんて少し不思議ここに極まれりですよ。しかし、ここまで厳つくて「斬鉄」なのに切り札は単なる舌というのが宇宙の神秘です。設定上は宇宙空間で水素を摂取するための舌らしいですが、長細い舌がCGで目に見えるかどうかの速さで動くことで恐怖の武器へと早変わり。しかも後には頭部を切断され倒された個体が前後上下反転し、双頭怪獣として復活!ディノゾールリバースと言いますが、RebirthとReverseのダブルネーミングなのも効きまくりじゃないですか!まこと怪獣冥利に尽きる奴です。ウルトラマンメビウスの代表怪獣として再フィーチャリングしてほしいですよね!

  • 宇宙有翼怪獣アリゲラ ★

 メビウス怪獣の中でも「おっ、こいつは?」という存在感があるのがアリゲラです!赤と青の原色カラーなのが強いですね。図鑑とかで流し見しててもすぐ目に留まるわかりやすさです。しかし、やはりアリゲラのインパクトはストーリー上の立ち位置に合致した生態をデザインが完全にフォローしている点にこそあります。とにかく高速で海上を飛び回るのですが、巨大な翼に目がなく超音波を発しているという出で立ち!CGによる大空中戦と併せてこんなん絶対惚れるでしょ。「オーシャンの勇魚」、未見の方は絶対見ましょう!
 以上のようにアリゲラは「外見がカッコいい」「能力がわかりやすい」「能力と外見が高レベルで連動している」怪獣であるわけです。ゲーム向きの怪獣としてこれ以上はありますかね?

  • 天球ガーディアンビートスター ★★★

 デスフェイサー!?じゃねえ!でお馴染み(?)のロボット。でも見比べてみるとデスフェイサーとは随分と雰囲気が違います。形としては大部分同じなのはそりゃそうじゃなんですけど、顔部分をバッサリ抜いてしまったのがイメージ差としてかなり強く、その他にも腕の武器のオミット、頭部発光の追加、パーツの変更、墨入れがなくなり銀色感が強いなど当たり前ですが、「同じじゃん!」の次には差異が頭から抜きがたくなる…ほぼほぼ流用型の改造怪獣としては少ない手加えながらかなり秀逸な仕事がなされているのを感じます。
 ビートスターが登場した『キラーザビートスター』は震災による企画変更*2等もあり恵まれた制作環境にはなかった作品です。実際、映像美に関しては見た目かなり厳しいところもあります。そんな中でもビートスターというのは演出力を振り絞って、一個のキャラクターとして仕上げられていると言いたい。今は亡き石塚運昇さんの声によって吹き込まれた哀しさを帯びた父性は忘れがたい。ゼロとの戦いでのロボットらしい動きとともに執拗に顔を潰してくる攻撃…左胸を切りさかれ敗れる際の腕の動き…このキャラクターが背負っているものは何なのか。それが練られた上で全てが成立しているのがお見事でしょう。
 ビートスターのこうした完成された人格はジャンキラー改めジャンナインに受け継がれているわけですが、それはそれとして本人は亡霊と化しているんじゃないでしょうか。これは鎮魂、ですよね。えーと、つまり、ウルバトに参戦させて暴れさせるのがそういうことになります(ホントかよ)。幸い、と言うか何というか、レギオノイド・ダダカスタマイズの腕はビートスターの腕の流用なんですよね(何でや?)。だから、ポリゴン的にはデスフェイサーにダダカスタマイズの腕を移植すれば9割方ビートスターです。これは…行けるんじゃないか。ロボット怪獣の親玉要素や天球という独自ステージもありますし、ここはいっちょ気張ってもらえないものですか。

 フュージョンファイト以来ハイパーゼットンデスサイスがゲームでは出張っていてデスサイスも嫌いではないんですが、初代ゼットンの完全上位互換種としてインパクトに残っているのはハイパーゼットン原種なんですよね。ポリゴンとしてはデスサイスの腕の先を変えるだけで作れますし、ウルバトでも是非ともあの原種の暴れっぷりを見てみたいのです。

ウルトラ怪獣シリーズ 44 ハイパーゼットン(イマーゴ)

ウルトラ怪獣シリーズ 44 ハイパーゼットン(イマーゴ)

  • 発売日: 2013/09/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー

  • 超怪獣スーパーグランドキング ★★

 今やグランドキングなんて珍しい怪獣ではないですが*3、その嚆矢となったのがこのスーパーグランドキング!でもあんまり評判は芳しくない怪獣でもあります。当初はウルトラマンギンガとジャンナイン相手に劣勢だった上、人質を取ることで優位に立ち、その後のウルトラマン、セブン、ティガらとの戦闘でも基本的に押し合い相撲に終始したため、グランドキング原種が持つ超然さが上手く演出できなかったということが大きいようにも思います。後続グランドキングはその点がフォローできている良怪獣なため、余計にスーパーの残念さが際立ってる感も…。って別に悪口を書きたいわけではないぞ。
 それはそれ、スーパーグランドキングはインパクトがあった怪獣なんですよ。まず『ウルトラマンギンガ』で初めて登場した新規着ぐるみ怪獣です。基本的に『ギンガ』の怪獣は着ぐるみ使い回しであったので、この印象もデカい。さらに『ギンガ』の時期はソフビの改編時期にもあたり、サイズと値段が変わったのですが、スーパーグランドキングはウルトラ怪獣DXシリーズの最初の怪獣でした。ウルトラ怪獣DXは小型化したレギュラーソフビに代わり、値段は高いものの従来より大型、高クオリティのソフビを提供するというシリーズでした。この満足感!
 何よりあの大怪獣グランドキングの復活という側面とリファインとしてのデザインの格好よさ!まあここらへんは個人の嗜好ですが。原種グランドキングが要塞とするとスーパーは機動戦艦的なスリムさと無機質巨大感を両立する趣きがあります。銅色なのもその趣きを高める配色でいいですよね。『ギンガ』登場時点では間違いなく『ギンガ』を代表する怪獣になれる素質を大いに秘めていたと思います(実際ソフビのリカラーがその後何度かなされたことを思うと外見のポテンシャルは間違いなく高いんですよ)。それにですね。実は結構強いんですよ。そりゃまあ人質込みかつ相手は高校生で素人ってのはありますけど、それでもウルトラマン3人倒してるわけでね…グダグダ
 ポリゴンとしてはマガグランドキングで身体はあるので後は顔を作るのに採算が見出せるかどうかですか。まあこの機にスペクターも一緒に出してグア軍団襲来!とかやってもいいんですよ?吉報をお待ちしています。

ウルトラ怪獣DX スーパーグランドキング(SD)

ウルトラ怪獣DX スーパーグランドキング(SD)

  • 発売日: 2013/11/16
  • メディア: おもちゃ&ホビー

  • ダークルギエル ★★

 ウルトラマンギンガのライバルに位置する闇の巨人です。今に至るまで素性は不明。「そういう意味では一つだったのだ」ってどういう意味なんだ、杉田ァ!失礼、たぶん未来で何かあって絶望して時間を止めれば、皆幸せじゃん!という境地に至った人です。
 そういう意味で間違いなくウルトラシリーズ史に残る悪役キャラなわけです。しかし意外なことにゲームにほとんど出ていない(『ロストヒーローズ2』にはいたが、クリア後の隠しボス枠でキャラクターとかなかった)、当然ポリゴンもない。ウルトラ怪獣ポリゴン史においては『大怪獣ラッシュ』展開時の間隙に取り残された格好です。これは…将来のためにもここで一つ作っておくべきでしょう?(もちろん『フュージョンファイト』にも期待したいところですが、期待…できるかなあ?)

ウルトラ怪獣シリーズ 56 ダークルギエル

ウルトラ怪獣シリーズ 56 ダークルギエル

  • 発売日: 2013/11/30
  • メディア: おもちゃ&ホビー

 ゴモラのフォルムはそれだけでカッコいいですよね。そんなゴモラをサイバーチックにしてみたら…?二重でカッコいいに決まってるじゃないですか!紺色を基調にしながらもクリアブルーで彩られたカラーリングもサイバー感ど真ん中ストレートで響いてくるものがあります。ゴモラアーマーと共通する部位があるのもあって、ウルトラマンエックスと並び立った時の腑に落ちる感じが強いのも相棒感があります。さらにXioの戦力としてウルトラマン並の戦闘力、隊員が操ることによるドラマへの反映、ゴモラとの絆などその存在は『ウルトラマンX』には欠かせない有意なものでした。間違いなく名怪獣ですよ。
 ただ如何せん、『X』の頃はDCD展開が止まっていたりして、登場怪獣もゲームに参戦することがないまま来てしまっているのはとても残念です。デマーガの実装は秒読みでガーゴルゴンも準備されてますけれど、『X』にはね!活かした怪獣が多いんですよ!よく話題になるグリーザはもちろん、ルディアンやホオリンガだって外せない…!まあまあそう募るところもありますが、やはりまずはサイバーゴモラ!やっぱサイバー感がゲームというのにもマッチすると思いますし、ゴモラチーム結成となれば不動のレギュラーくらいありますしね。

ウルトラ怪獣シリーズ 76 サイバーゴモラ

ウルトラ怪獣シリーズ 76 サイバーゴモラ

  • 発売日: 2017/03/25
  • メディア: おもちゃ&ホビー

  • 閻魔獣ザイゴーグ ★

 X怪獣についてはサイバーゴモラの項でも語りましたが、中でも特筆すべきはザイゴーグでしょう。婆羅慈遺跡にティガの石像とともに青い石によって封印されているというちゃんぽん設定、とにかく正統派の強い怪獣というキャラクター、怪獣を生み出すという親分性、各部に散りばめられた初代ウルトラマンの怪獣の意匠…とこれでもかと言うほど「王道」が詰まっている、まさに『ウルトラマンX』の映画を象徴する素敵な怪獣であります。
 ゴーグ怪獣参戦は目があるのかないのかというところでしょうが、デマーガやアントラー、ゴルザと組ませて怪獣の大親分としてゲーム内でも振舞わせたいものです。

ウルトラ怪獣シリーズ 103ザイゴーグ

ウルトラ怪獣シリーズ 103ザイゴーグ

  • 発売日: 2019/03/23
  • メディア: おもちゃ&ホビー

  • 時空破壊神ゼガン(※) ★

 『ウルトラマンジード』に登場したオリジナル怪獣はほぼほぼベリアル融合獣でした。まあ伏井出ケイとの因縁と死闘もありましたし、融合獣を多く出すのがダメというわけではありません。むしろ合体怪獣としては数も増え良かったかなとも思います。ただ、ベリアルとは関係ない新怪獣もあれば良いよね…というところに突き刺さるのがこのゼガン!サメのような青い身体を基調に甲殻類系の赤いパーツが甲羅・武器として付いているシンプルさながらも、大型の風格が大物感を高めています!もうオーラがムンムンですよね。
 シャドー星の最終兵器というポジションでもありますが、シャドー星がベリアル軍に侵略を受けていただけあってその能力も独特。相手を異なる次元に転送してしまうゼガントビームが必殺技です。こんなにいかついのに専守防衛怪獣!しかしこうした特性から『ジード』最終決戦の舞台が用意されるんだから侮れないものです。悲劇性も帯びながら、ゼナ先輩の使役怪獣・AIBの行使力としても扱えるというのも高ポイントですね。幸いゼガンはフュージョンファイトにポリゴンもあるので、フォローしやすい怪獣だと思います。ウルバトでも輝かせてやりたいですね!

ウルトラ怪獣DX ゼガン

ウルトラ怪獣DX ゼガン

  • 発売日: 2017/10/07
  • メディア: おもちゃ&ホビー

  • シビルジャッジメンターギャラクトロンMK2 ★★

 純白のボディにおもちゃ的なギミックをふんだんに詰め込みがらもドラゴン型ロボットとしてまとめられたデザイン性の高さに、強さもウルトラマンオーブを圧倒、独自の文明観を持ち地球の生態系を見下しながらも最期は強大な暴力の前にグチャグチャにされてしまう。そんなギャラクトロンは登場以来人気を獲得したものと見え、ウルバトでも一早く参戦しています(何よりフュージョンファイトで登場即参戦できたのが強いですな)。
 しかしそれだけで満足してもらっちゃ困るぜ…と言いたいのがこのMK2!元々のギャラクトロンが持っていたおもちゃ的ギミックをほぼオミットし、斧を装備した新型であります。複数のウルトラマンとも渡り合いアンチウルトラマン成分に振ったかのような趣があります。とここまでは真面目に。
 個人的にMK2が好きなのは「2代目」性のリバイバルとして高レベルなところなんですよね。何その「2代目」性って…?というのは第2期ウルトラでよく見られた再登場怪獣が、初代の持っていたストーリー性や能力が剥ぎ取られる形で再登場し、それでいて結構強い(これはまあ振れ幅があるのかな)というような特徴を指します。初代怪獣が背負っていたものが半ばスルーされるのはあまり評判がいい面ばかりではありませんが…。一応言っておきますと、第2期ウルトラに限らず、広義で言えば初代ウルトラマンのバルタン星人(2代目)やウルトラマンダイナのゴルザⅡなんかもこれに入ります。
 近年の怪獣再登場はもう何代目なのかわからんわレベルで再登場したり、再登場の際に初代に目配せした演出がなされたり、逆に完全に再生怪人的に倒されるだけの扱いであったり、なかなかこういう「2代目」性怪獣がいなかった(と私は考えている)わけです。そうした中だったのでMK2のドンピシャっぷりはツボでした。
 ってこれプレゼンになってるか?まあまあ!それはともかく!ギャラクトロンのポリゴンはあるんだから!MK2も出せるんじゃないですか!?さあ!さあさあ!

ウルトラ怪獣シリーズ 86 ギャラクトロン MK2(マークツー)

ウルトラ怪獣シリーズ 86 ギャラクトロン MK2(マークツー)

  • 発売日: 2018/02/03
  • メディア: おもちゃ&ホビー

小結

 以上、ウルバトに参戦してほしい怪獣を挙げつつ、「オタクが早口で喋ってそう」「これプレゼン全然してないよね?」「気持ち悪い」と言われそうな駄文を連ねました。挙げた怪獣は全部で33体ですか。結構疲れたよ…。
 だいぶチョイスが偏っているとも思うので補足はしておきます。ちょこっと書いたところとも重複しますが、宇宙人、偽ウルトラマン、闇のウルトラマンがいないのは、怪獣を本旨とするゲームにおける参戦にそこまで食指が動かないというのが大きいです。誤解してほしくないのはそいつらを参戦させるな!ということではありません。いたらいたで使用もするが、こちらから参戦を強く希望!ということにはならないということです。『ウルトラセブン』からの参戦希望が皆無なのも同じ理由ですね。
 第2期ウルトラ出身があまりいないのは、世代でないゆえに「思い入れ」が少ないのが大きいですね。第2期怪獣でメジャーなのはすでに参戦しているので、「こいつは参戦していないけどおれは好きだ!」という枠自体が狭い。もっとも世代である平成三部作ウルトラマンにしてもダイナでそこまで挙げていないのは、だいたい参戦済という事情が大きいです。こうした結果、挙げられる怪獣が海外ウルトラマンでの一押し怪獣やティガ・マックス・メビウスに傾いたところはあります。
 全体的なお好みとしてはやはり怪獣らしい怪獣、現実にはいないヘンテコさであったりモンスターとしてのカッコよさであったり、細かく見れば色々ですが、ただ完璧というよりも、外見なのか能力なのか、どこかしら間が抜けている方が愛らしくて「好き」に響いて来ます。何を今更って感じですが、自分の中の怪獣観を再見できたのも良かったですね。
 ウルバトの運営がこの記事を読んでくれるのか、読んでくれたところで汲んでくれるのか、わかることはないと思いますが、最低でも公表備忘録くらいの価値はあるんじゃないかと今回はここらで擱筆いたします。

*1:東宝から借りたバラゴンの着ぐるみは頭を挿げ替えることで複数のウルトラ怪獣となった

*2:元々はゴーストベリアルが登場する話をしようとしていた

*3:ニュージェネレーションシリーズでは『ギンガ』、『ファイトビクトリー』、『オーブ』、『R/B』にグランドキング亜種が登場している